毛筆書写技能検定4級に合格しました-体験談とおすすめテキストの紹介-

2021年10月19日火曜日

検定 毛筆

毛筆書写技能検定は1級から6級まであります。

私は今回4級を受験して無事に合格することがでので、体験談を紹介します。

毛筆書写技能検定4級 合格証
毛筆書写技能検定4級 合格証

毛筆書写技能検定4級

毛筆検定4級のレベルは中学生・高校生程度、毛筆書写の基礎的技術及び知識をもって書くことができる程度とされています。

試験時間は80分、受験料は1700円、出題されるのは実技問題4問、理論問題2問です。

「毛筆書写技能検定の手引きと問題集」によると、過去5年間の平均合格率は92.2%となっていました。

試験対策

今回は「毛筆書写検定ガイド[実技三・四級]」を購入して、試験対策を立てることにしました。

毛筆書写検定ガイド[実技三・四級]
毛筆書写検定ガイド[実技三・四級]

このテキストには検定で実際に出題された問題や模範解答、悪い例などが掲載されていて、とても参考になります。

テキストの内容

毛筆書写検定ガイド 実技3・4級 
  ※現在は中古販売のみ。価格は販売サイトをご参照ください。


ちなみに上記テキストには合格ラインについても記載があり、「四級では字形、点画がしっかり書けていれば、一応基礎はできているとみなされ、合格ラインに達すると思われる」とのことでした。

当時の私の実力はこんな感じ。

受験前の実力①


受験前の実力②

んー。

字形も点画もまったくできていないという訳ではないけど、このままじゃ合格ラインにのるかどうか、かなり怪しいところです。

ただ今回はあまり練習時間を確保できなかったので、

①点画については水書道(お習字ボード)で筆づかいの確認
②字形は硬筆の学習の中で覚えていく

という戦略で、できる限り合格ラインに近づけていくことにしました。

※水書道(お習字ボード)について詳しくはこちら↓

ちなみに「毛筆書写検定ガイド[実技三・四級]」には過去問集がついていないので、必要な場合は別途購入が必要です。

過去問は日本書写技能検定協会のWebサイトから購入することができます。

試験当日

会場は練馬区役所会議室でした。

午前中に同会場で硬筆検定を受験していたので、すでに会場の雰囲気は掴んでいます。

試験開始は13時ですが、一応早めに会場入りし、筆でウォーミングアップを行いました。

試験開始

開始の合図とともに、まずは理論問題に取りかかりました。

理論は「筆順」と「書き取り」の問題でしたが、こちらは難なくクリア。

残りの時間で実技に取り組みます。

実技は「北風」「たきび」「ミルク」「元気な子供」を書く課題でした。

「北風」「たきび」「ミルク」は硬筆で覚えた字形をイメージして、それなりに書けたと思います。

「元気な子供」は文字数が多くて大きさの配分にちょっと苦戦。

余った半紙を全部使って、一番バランスがとれたやつを提出しました。

後は合格を祈るのみです。

結果発表

試験から1ヶ月後、日本書写技能検定協会から合格証が届きました。

毛筆書写技能検定4級 合格証
毛筆書写技能検定4級 合格証

これでまた1つ目標達成です。

まとめ

今回、毛筆検定4級を受験し、無事に合格することができました。

今までの試験では「緊張していつもより上手く書けないなー」と思うこともあったんですが、今回は試験に慣れてきたためか、肩の力が抜けて普段通りの実力を出すことができました。

私は硬筆検定と毛筆検定の両方で1級に合格するという大きな目標を掲げています。

さすがに1級ともなると、試験本番で感じる緊張感も相当なものになってくると思うので、その緊張を少しでも和らげられるよう、今後も1級ずつ歩みを進めながら、検定試験に対する経験値を積んでいこうと思います。

それでは今回はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。




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桐敷たかを
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名前:桐敷たかを
トレーニングが趣味。
ペン習字もその一環で始めました。
硬筆検定1級合格を目指しています。

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