字の練習にはお手本が必要です。
私が購読している競書誌「ペンの光」は、出品した課題の氏名・府県名も審査の対象になるのですが、そのお手本を書いてもらえる公式のサービスがありません。
それでも昇級するためにどうしてもお手本が欲しかったので、「有料添削」というサービスを利用して、日ペンの先生に依頼してみることにしました。
有料添削とは「ペンの光」掲載手本の範囲内で添削担当師範の先生に添削指導を受けることができるサービスです。
添削の範囲内でお手本を書いてもらえるのかどうか少々不安だったのですが、依頼した通りお手本を書いていただくことができました。
今回はその体験談を紹介します。
「ペンの光」有料添削を依頼してみた
私は現在「ペンの光」でペン字の練習をしているんですが、ここ最近は2ヶ月連続で昇級できず、このスランプをなんとかしたいと考えていました。
自己分析では氏名のバランスが上手く書けてないと思っていたので、まずはここから改善していこうと考えました。
そこで、氏名のお手本を入手しようと色々調べてみたのですが、どうやら「ペンの光」には氏名のお手本を書いてもらえる公式のサービスがないようです。
がくぶんの「ペンの光はじめてキット」を申し込むか、雑誌のオンライン書店「Fujisan」で「ペンの光」を年間購読すると、その特典として「お名前お手本」がプレゼントされるようですが、私はこのどちらにも該当せず、、、
それで色々悩んだ結果、ペンの光の公式サービス「有料添削」でお手本を書いてもらえないか試してみることにしました。
添削の依頼方法
添削の依頼方法はペンの光2・5・8・11月号に掲載されています。
ペンの光 添削依頼のページ |
このページには先生の名前と住所が記載されているので、その中から好きな先生を選んで添削課題を郵送します。
①添削してもらう課題を用意
B5判大(または便せん大)の用紙に先生が朱入れできる余白を残して課題を書きます。
課題はB5の用紙に直接書いてもいいし、清書した競書用紙を貼り付けてもいいとのこと。
私は清書した課題をB5の用紙にコピーすることにしました。
そして余白部分には先生にお手本を書いていただけるよう白紙の競書用紙を印刷しておきます。
添削してもらう課題 |
写真のように「枠の中にお手本を書いていただけると助かります」と書いた付箋を貼り付けました。
付箋でお手本を依頼 |
②郵便為替を購入する
郵便為替は郵便局で購入できます。
1課題につき1000円の郵便為替が必要なので、縦書き分と横書き分で2000円分用意しました。
郵便為替 |
③手紙(お手本依頼)を書く
先生に「氏名のお手本を書いて欲しい」という旨の手紙を書きました。
先生に宛てた手紙 |
日ペンの通信講座では季節の言葉を使った手紙の書き方みたいなものも習いましたが、ここでは普通のビジネスメール風の文章にしました。
「ペンの光でお世話になっております〜」的な感じの文章です。
④返信用封筒を用意する
ここは特に工夫したことはありませんが、返信用切手を忘れないように気をつけました。
これで準備はOKです。
これで準備はOKです。
上記①〜④を封筒に入れて先生に郵送しました。
結果
投函してから2週間ほど。
先生から課題が返送されてきました。
早速中身を確認してみると、、、
お願いしていた「府県名」「氏名」のお手本が。
返却された課題 |
そして横書きお手本も。
横書き課題 |
手紙のお返事までいただきました。
先生からの手紙 |
手紙の最後には行書で「桐敷高男様」とあります。
この大きさはもしかして、、、
恐る恐る競書用紙を重ねてみるとピッタリ!
危うく見落としてしまうところでしたが、まさかの行書お手本まで書いていただきました。
添削をお願いして本当によかったです。
まとめ
今回、「ペンの光」の有料添削で氏名のお手本を書いていただきました。
私は競書用紙に名前をバランスよく書くことが苦手だったのですが、お手本を手に入れたことでそれなりにバランス良く書けるようになりました。
添削に出した課題(左)と添削を受けて修正した課題(右) |
競書用紙サイズのお手本だから書きやすい |
いつまでも一人で悩んでいないで、頼れる人がいたら積極的に頼っていくべきですね。
これからもスランプを感じた時は迷わず有料添削を依頼していこうと思います。
それでは今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿