私は硬筆と並行して毛筆の練習も行っています。
スポーツのクロストレーニングのようにバランス良く練習することで相乗効果が期待できると考えているからです。
毛筆の練習方法は筆ペン練習帳や水書き(水書道)など、独学でできることを色々試してきました。
どれもそれなりに効果があったのですが、毛筆書写技能検定3級の受験に向けて本格的に書道をやりたいと思い、ユーキャンの実用書道講座を受講することにしました。
通信講座で書道に挑戦
私は2年前に毛筆検定1級の合格を目指して毛筆の学習を開始し、現在4級まで昇級しました。
次回は3級なので、「そろそろ独学だけだときついかなー。でも書道教室に通うのは気がひけるなー」など色々考えた結果、ひとまず通信講座を受講してみることにしました。
書道漫画「とめはねっ!」を読んだことも受講の気持ちを後押ししました。
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通信講座をユーキャンに決めた理由は、ペン習字講座をユーキャンで受講しているので親近感があったからです。
私は日ペンのペン習字講座も受講していたので、もし日ペンの書道講座があったら迷っていたかもしれませんが、日ペンには書道講座がなかったのでユーキャン一択でした。
ちなみに書道講座の受講料は35,000円。
夏のボーナス前に痛い出費となりましたが、その分最後まで続けられるように頑張ります。
実用書道講座の内容
届いた教材がこちら
ユーキャン実用書道講座の内容 |
・テキスト3冊
1.行書・楷書編
2.かな・生活書編
3.応用編
・小筆レッスン帳
・実用手本集
・実物大手本
・DVD(書道の基本)
・書道セット
テキストは週に2日練習するように構成されていて、標準学習期間は12ヶ月(サポート期間は24ヶ月)です。
実際にやってみた
ユーキャンの実用書道講座は行書から始まります。
何で行書からなんだろう?と気になったので質問メールを送ったら、「実用としてよく書かれる書体であること、楷書に比べて自然な筆づかい・運筆のリズムであり、楷書よりも早く筆に慣れることが期待できるためなどの理由があります」との回答でした。
学習の流れとしては、まずテキスト(筆づかいがわかるようにイラストと解説がついています)でポイントを確認します。
ユーキャン実用書道講座のテキスト |
さらにDVDで動きのイメージを掴んでから書き始めます。
メニュー画面 |
筆づかいの動画 |
※DVDの内容は道具の使い方・基本点画の筆づかいが中心なので、慣れてきたら見なくなりました
テキスト1日目は「天人」。
2日目にはそれを添削課題として清書して提出します。
提出した課題 |
添削は2週間かからないぐらいで返ってきました。
返却された課題 |
筆づかいがわかる丁寧な添削です。
以降の課題はこんな感じ。
第2回 |
第3回 |
第4回 |
第5回 |
第6回 |
第7回 |
だんだん上手くなってきています。
ちなみに半紙に書いた課題をどうやって郵送するのかというと、このように八つ折りにして郵送します。
まず半分に折って |
また半分に折って |
さらに半分に折ります |
これを添削カードで挟むように保護して封筒に入れます。
このようにして提出します |
まとめ
通信講座で毛筆の練習をするというとすごくハードルが高いように思えるかもしれませんが、筆づかいがわかるイラストやDVDのおかげでそれなりに充実感のある学習ができています。
練習の頻度も週に2日でいいので無理せず学習することができ、頑張ればペン習字講座と並行して学習することもできます。
(私はユーキャンのペン習字講座を受講中ですが、ペン習字講座は週5日で作られているので、ペン習字が休みの2日間で書道をやればどちらの講座も標準受講期間内に修了できます。)
オススメの講座なのでよかったらチェックしてみてください。
ユーキャン実用書道講座ページ→ユーキャンの実用書道通信教育講座
最後までお読みいただきありがとうございました。
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