きれいな字を書けるようになりたいけど、練習する時間がない。
きれいな字を書こうとすると書くスピードがゆっくりになってしまうので、仕事などの実生活で使えない。
という方も多いのではないでしょうか?
私も過去にはこのようなことで悩んでいた時期があったのですが、富澤敏彦先生の「たった10分で身につく きれいな字を早く書く技術」という書籍を購入し、六度法を実践してみたところ、それなりのスピードでそれなりの字が書けるようになったので紹介します。
「たった10分で身につく きれいな字を早く書く技術」
私は以前から自分の字にコンプレックスがあり、悪筆を改善したいと思っていました。
しかし、仕事や勉強で忙しく、改善したいと思いながらも何年もこの問題を放置していました。
そんなある日、たった10分できれいな字を早く書けるようになるという本を発見。
早速購入して試してみました。
この本によると
きれいな字に見せるには3つのルールがあり、
・右に6度上げて書く
・重心は右下に置く
・等間隔を意識する
とのことです。
そして速く書くためには速く書く形(行書体)を覚える。
行書体はいわゆるつづけ字・くずし字のことで、点画を連続・変化・省略させて書きます。
それぞれ実践して試してみました。
①右上がりを意識してみた
きれいに見せるルール(右上がり、右下重心、等間隔)を一度に全て意識するのは難しいので、私はまず右上がりから意識することにしました。
富澤先生によると、右上がりの角度を6度にそろえて書くときれいに見えるとのこと。
本には右上がり6度の練習ページもついており、なぞり書きの練習をすることでその感覚をつかめるようになっています。
そして練習した結果がこちら。
右上がりを意識する前の字 横画の角度がバラバラで文字のバランスが崩れている |
右上がりを意識した字 横画の角度が等しくなったことでバランスが改善した |
レポートで書いた文字の印象がスマートになりました。
右上がりを意識するだけなので、それなりのスピードで書くことができています。
意識を継続していると右上がりの手グセがついてきて、意識しなくてもこのぐらいに書けるようになりました。
②速く書く形(行書)を練習してみた
次により速く書けるように画を連続させる技術を覚えていきます。
横画-横画の連続や横画-折れて縦画-横画への連続など学習した直後からすぐに使えるものもあれば、部首ごとの崩し方を覚えて練習しないといけないものもあり、行書の習得には少し時間がかかりました。
行書の練習 |
練習後の字 |
練習後はそれなりのスピードでスッキリした字が書けるようになりました。
ここまで書けるようになるにはそこそこ時間を要しましたが、実用的なスピードでそれなりの字を書けるようになったので、きれいな字を速く書けるようになりたい方はぜひ試してみてください。
まとめ
今回、六度法(右上がり)を意識し、行書体で書くことによってきれいな字を速く書けるようになりました。
一般的にきれいな字を書くための意識を働かせると、書くスピードはゆっくりになるものだと思いますが、この方法であればスピードを維持したまま、それなりにきれいに書くことができます。
よかったら試してみてください。
それでは今回はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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