【これを読んだら書道がやりたくなる】オススメの書道マンガ「とめはねっ!」

2021年6月1日火曜日

毛筆

ペン字の練習頑張りたいけど、やる気がでないって時ありますよね。

そんな時は書道のマンガがオススメです。

マンガだったら楽しく読むことができるし、読んだ後は「自分も頑張ろう」という気持ちになり、練習を頑張ることができます。

私は最近「とめはねっ!」という書道マンガを読んだのですが、このマンガがとても面白かったので、今回の記事で紹介することにしました。


「とめはねっ!」購入のきっかけ

私は休みの日はマンガを読んで過ごしていることが多いのですが、先日ふと「書道のマンガってないのかなー?」と思い立ち、Googleで検索してみました。

すると「とめはねっ!」「ばらかもん」「ラブレター」など数作品あり、中でも「とめはねっ!」はテレビドラマにもなった人気作ということがわかりました。

そこで「とめはねっ!」を探しに行きつけのレンタルショップに向かったところ、残念ながら店頭には置いていないとのこと。

書道ってマンガのジャンルだとマイナーなのかもしれませんね。

しかたなくネットで探してみると、Amazonで全14巻セット2000円(中古)を発見したので、今回はそれを購入しました。

「とめはねっ!」全14巻
「とめはねっ!」 河合克敏 小学館

※現在紙の本(新品)は販売していないようですが、中古か電子書籍で購入できます。電子書籍で購入の場合は1巻605円(税込)です。

どんな話?

内気な男子高校生が書道未経験ながら訳あって書道部に入部することになり、部員達と切磋琢磨して成長していくストーリー。

書道や恋愛で他校のライバルと競い合うなど、笑いあり、涙ありの作品です。

話の中で書道の解説などもあります。

総合評価

5点満点でストーリー4点、書道の要素5点、笑い3点、感動3点、ロマンチック3点という感じでした。

評価レーダーチャート

漫画に出てくる書道の作品は、実際に書道の先生や読者の方が書いた作品で、これを見るのも勉強になります。

全14巻の紹介

1巻から14巻の中で、どんな知識を得ることができるのか簡単に説明します。

1巻(2007年5月7日発行)
書体の種類(楷書、行書、草書、篆書、隷書)、楷書のお手本「九成宮醴泉銘」など

「とめはねっ!」1巻
「とめはねっ!」1巻

2巻(2007年10月10日発行)
書道のパフォーマンスのやり方、「羊毫」など筆の種類

「とめはねっ!」2巻
「とめはねっ!」2巻

3巻(2008年4月9日発行)
姿勢大切さ、臨書をする意味、落款印について

「とめはねっ!」3巻
「とめはねっ!」3巻

4巻(2008年12月3日発行)
落款印の作り方、大字書・崩した字の良さについて、書きたい書の探し方について

「とめはねっ!」4巻
「とめはねっ!」4巻


5巻(2009年7月5日発行)
「崩しても読める字」の書き方

「とめはねっ!」5巻
「とめはねっ!」5巻

6巻(2010年1月12日発行)
かな書道について

「とめはねっ!」6巻
「とめはねっ!」6巻

7巻(2010年10月5日発行)
仮名の歴史、変体仮名について

「とめはねっ!」7巻
「とめはねっ!」7巻

8巻(2011年6月4日発行)
前衛書について

「とめはねっ!」8巻
「とめはねっ!」8巻

9巻(2012年1月1日発行)
仮名に合う言葉、合わない言葉について
「とめはねっ!」9巻
「とめはねっ!」9巻

10巻(2012年9月4日発行)
料紙・木簡について
「とめはねっ!」10巻
「とめはねっ!」10巻

11巻(2013年5月4日発行)
美しい字の種類について
「とめはねっ!」11巻
「とめはねっ!」11巻

12巻(2014年1月1日発行)
「九成宮醴泉銘」を書くコツ・自分の書風を見つけるコツについて
「とめはねっ!」12巻
「とめはねっ!」12巻

13巻(2014年12月31日発行)
書きたい言葉の見つけ方について
「とめはねっ!」13巻
「とめはねっ!」13巻

14巻(2015年6月3日発行)
字に感情を込める方法について
「とめはねっ!」14巻
「とめはねっ!」14巻

※1冊読み終えるまでの時間
私はマンガの単行本なら大体30分以内に読み終えるのですが、「とめはねっ!」は1冊1時間ぐらいかかりました。

それだけ学びの多いマンガです。

まとめ

私は書道経験がありませんでしたが、この漫画を読んで書道の世界(書道部の活動・書道展など)がどういうものなのか、なんとなく理解できた気がします。

書道に関する様々な気づきもありましたが、特に印象に残っている場面は3巻で三浦清風先生が「臨書をする意味」を教えてくれる場面。

「ただ漠然と古典の書を見るより、横に並べて実際に真似て書くほうが、はるかにたくさんの発見がある。書くために見るのではなく、見るために書くと言ってもいい」というセリフがあり、この言葉が心に残りました。

「目習いの練習として臨書をする」

これは確かにそうですよね。

勉強になりました。

他にも学んだこと、感じたことなどたくさんありましたが、読み終わった後はやっぱり書道がやりたくなります。

私はまだペン習字講座の受講中ですが、我慢できず書道講座も申し込んでしまいました。

ユーキャン実用書道講座
ユーキャン実用書道講座

影響を受けやすいのは私の悪い癖です。笑

ただやはり硬筆も毛筆も通ずるものがあると思うので、両方とも並行してバランス良く練習していこうと思います。

ちなみにユーキャンの実用書道講座は週に2回の練習で学習を進めるようになっているので、1週間のうち5日はペン習字、2日は毛筆というように並行して学習していくことも可能です。

書道講座についても学習がある程度進んだらレビューしますね。

※レビュー記事

それでは今回はこの辺で。

最後までお読みいただきありがとうございました。




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桐敷たかを
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名前:桐敷たかを
トレーニングが趣味。
ペン習字もその一環で始めました。
硬筆検定1級合格を目指しています。

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